病院やクリニックの近くに必ず調剤薬局があります。薬剤師として調剤薬局で働く人が多くいます。仕事内容として主に２つあります。まず一つ目は、調剤業務です。医師からの処方箋に間違いや不備が無いかを確かめる必要があります。
これを怠ると大変な事に繋がる事もあります。２つ目は患者さんに服薬指導です。薬にはどんな効果があるのか、いつ服用するのかを伝えます。飲み方を間違えると良くなるどころか悪化してしまうケースにもなるのでとても大切な仕事内容になります。
この時、他に飲んでいる薬が無いか、副作用は出たことが無いかなどを聞きながら仕事に励みます。このように、薬剤師の人が居ることで安心して薬を服用する事ができ、分からない事も聞くことができます。人の症状に合わせて分かりやすく伝える必要があるので、大変ですがやりがいのある仕事内容です。
薬剤師は病院や薬局、製薬会社や警察、スポーツのドーピング検査など幅広い分野で活動していますが、それら以外の仕事内容として時折に会合に出席することもそのうちの1つとなっています。その会合というのは各都道府県別の薬剤師会をはじめ、病院薬剤師会などたくさんのグループで構成されていています。
そのため一部の人は重複して加入している場合があります。さてこの会合ではいろんなことが行われていますが、そのうちの一部では新薬やいろんな病気などの勉強会や研修会、セミナーなどが開催されます。新薬は毎年毎年新しい薬が出るのでその情報についていくための勉強会となります。
そしてもう1つは一般の方に対する啓蒙活動となります。その啓蒙活動はおおよそ毎年テーマを決めていろんなことをやってますが、それをホームページで告知したりイベントなどの形で開催されたりします。そのイベントで啓蒙されるテーマの一部では例えば残薬確認、疑義照会などといったことを知ってもらえるような活動を展開したりなどします。